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DynamoDBの概要説明 基礎知識、メリット、注意点 | itcore 2021年

■基礎知識
・mysqlのdatabase,user,hostにあたるものはない。
・テーブル名が第一階層(リージョン毎)
・「項目」がデータ、レコード、行、ROWに当たる。(カラムではない)
・「属性」がカラム、列に当たる。
・テーブルの構造に対して「属性」は決まっていない。
・「項目(データ)」毎に別々の「属性(カラム)」を持てる。
・プライマリキーは2種類のパターンのみ。
 1.パーティションキー
 2.パーティションキー+ソートキー
・パーティションキーはデータを特定するユニークなキー
・ソートキーは日時を利用して履歴などに持つ場合に通常使用する。
・検索はscanとqueryがある。
・scanは全件検索。filterでデータを絞ることもできる。
・queryは条件検索。パーテションキーは=(等号)のみ、ソートキーは>(不等号)が指定できる。
・グローバルセカンダリインデックスをつけることで、プライマリキー以外の検索もできるようだ。
・SQLライクな検索機能(言語)もあるようだ。
・トランザクション機能も追加されている。
・コントロールプレーンとはDDLのようなもの。(テーブル作成など)
・データプレーンとはDMLにようなもの。(データの登録など)
・名前には予約後あり。

■メリット
・DynamoDMへのアクセス権限さえつければすぐに使えるので環境設定が楽。
・データ毎に自由にカラムを設定できるので、テーブル設計が楽。
・文字列型のstringも長さを持たないので、データ設計が楽。
・大量データの並列更新に向いているか。
・独立したデータとその履歴を保管するには向いていそう。

■注意点
・デフォルトだと最新のデータを読み込まない場合があるとのこと。
・「強力な整合性のある読み込み」を指定すれば最新のデータの取得が保証される。
・関連性のあるデータの保存や検索をするにはRDBのほうが向いている。
・コマンドライン(CLI)からDB操作できるが、SQLに比べて使いにくい。(SQLライク言語は試していない)